ナビゲーションボタン [前のページに戻る] [ホームに戻る]
アトランティス - 失われた帝国(Atlantis - The Lost Empire)
アトランティス - 失われた帝国(Atlantis - The Lost Empire)
(2001)
6.25点小学生以上向き
ストーリー7
歌・音楽5
アニメーションの質9
キャラクターデザイン4
良い点CGの多用と壮大なアニメーション。70mmフィルム使用
悪い点態度の悪い仲間。余分な要素が多い
総合評価小画面では良さが味わえないアクション映画
6点ディズニー110番 評価点
[ス:7点、歌:5点、ア:9点、キ:4点]
ストーリー歌・音楽アニメの質キャラクタ投票者数総合評価点
759416.25
登場人物
マイロ:マイロ・ジェームズ・サッチ。美術館のボイラー調整係の仕事をするアトランティス語言語学者。亡き祖父の夢アトランティスの謎の解明を続ける
プレストン・ウィットモア:マイロの祖父の旧友。彼との約束を守るため、アトランティスを探す旅に出資する富豪
キーダ:アトランティスの王の娘。約8500歳
アトランティス王:キーダの父。過去にアトランティスに起こった悲劇について、何かを隠している
モール:ゲイトン・モリア。奇妙なフランス人地理学者で穴掘りが好き
ヴィニー:ビンセンゾ・サントリーニ。刑務所から出所したばかりのトルコ人の爆発物専門家。家業は花屋
オードリー:オードリー・レマイアーズ。南米系の若い女性だがエンジンの機械工
クッキー:船のコック。健康的なものは嫌いなおじいちゃん
ミセス・パッカード:船の放送係。無線を私用して友人と無駄話をしたり、タバコを吸ってちゃんと仕事をしないおばあちゃん
スウィート:ジョシュア・スウィート。黒人とインディアンの血を引く医師。マイロの祖父とアイスランドからアトランティスの謎を解く「羊飼いの日誌」を持ち帰った乗組員の1人
ローク隊長:「羊飼いの日誌」を持ち帰った乗組員の1人。今回の旅にも隊長として参加
ヘルガ:ヘルガ・シンクレア。冷たい雰囲気の女性。「羊飼いの日誌」を持ち帰った乗組員の1人。今回の旅にも副官として参加
編集部レビュー
映画は、太古の昔にアトランティスに起こった悲劇から始まる。何らかの不思議な力により、女性が天に向かって吸い込まれ、バリアーのようなものが国全体を覆うと、津波によって島ごと水没していくのである。そのスケールの大きな、ダイナミックな映像は、見るものを高揚させる。その後第1次世界大戦時代のワシントンDCへと舞台は切り替わる。主人公のマイロは、祖父に育てられる。死んだ祖父の跡をついでマイロ自身もまたアトランティスの謎を解明しようとしていた。しかし彼の絵空事に耳を貸すものは無かった。そんなとき富豪ウィットモアと出会う。彼は、マイロの祖父が生きているときに、アトランティスの謎を解明する書物「羊飼いの日記」を発見できたら、国探しに協力すると約束していた。マイロの祖父が他界した今、マイロに祖父と同じ情熱を見出したウィットモアは、全面投資を約束する。ウィットモアの準備した最先端の潜水艦には、様々な技能を持ったメンバー達が乗り組むこととなる。

この映画の売りである壮大さを楽しむためには、なるべく大きなテレビが必要である。アニメーションはCGをうまく使いこなし、70mmフィルムの画面いっぱいに映像が広がる。残念なのはそれを増幅するだけの印象的な音楽が無いことだ。「インディ・ジョーンズ」のテーマ曲のような、わくわくする管楽器系の音楽を入れるか、「ノートルダムの鐘」なみの、大音響で心に響くようなオーケストラが必要だった。

映画は1時間36分で、今までのディズニーアニメと比べるとかなり長編だが、無駄も多いと感じた。何とか笑いを取ろうとしているのだが、空回りしている。それどころか、ストーリー展開を遅らせている。また、海底トンネルを進むシーンも単調で長すぎる。大迫力を売りにするのなら、地味なシーンを思い切ってカットし、目を奪うシーンに移動する方が良かったのではなかろうか。話の結末と、アトランティスが海に沈んだ理由が、どうもぴったりとはまらないのも、消化不良の感が残る。

登場人物も疑問だ。多数の乗組員の中で、物語の展開や重要な雰囲気作りに携わった者は、極端に言えばオードリー機械技師とスウィート医師だけだ。穴掘りや爆弾設置や船内放送は、省いても物語の筋には影響しない。しかもモール穴掘り人は下品な雰囲気をかもし出したし、パッカードおばさんはタバコの吸殻を何度も捨てていて、教育上不適切である。

声優には、マイケル・J・フォックスとV6の長野博(マイロー役)を起用している。更に日本語吹き替えでは、木村佳乃(キーダ役)、高島礼子(ヘルガ役)、DCTの吉田美和(オードリー役/主題歌"Crystal Vine")などそうそうたるメンバーで、ファンの方にはうれしい限りだ。

なお、アトランティス語はでたらめではなく、言語学者が映画のために考案したものである。現存する複数のヨーロッパ言語の元という設定に当てはまるように、共通する音を拾って作ったそうである。

さて、「アトランティス - 失われた帝国」にも、悲しい「裏話」がある。1990年にNHKがテレビ放映した、庵野秀明の「不思議の海のナディア (Nadia - Secret of Blue Water)」との酷似問題である。1995年にも「ライオン・キング」と「ジャングル大帝」で同じ議論が起こったが、幸か不幸か「アトランティス」自体がそれほど売れなかったので、かの時ほどは問題視されていない。また「不思議の海のナディア」は、宮崎駿の「天空の城ラピュタ (Castle in the Sky)」の素案が元になって作られているそうなので、「アトランティス」は「天空の城ラピュタ」を参考にした可能性も示唆されている。(興味のある方は、検索エンジンで「アトランティス, ナディア」等で検索してみて欲しい。)


アマゾンDVDアトランティス / 失われた帝国アマゾンVHSアトランティス / 失われた帝国 【二カ国語版】アマゾンVHSアトランティス / 失われた帝国 【字幕版】アマゾンVHSアトランティス / 失われた帝国 【日本語吹替版】アマゾン・コムアマゾン・コムで「アトランティス - 失われた帝国」の関連商品を検索

レビューを投稿する
閲覧者レビュー

ユミ さん (ス:点、歌:点、ア:点、キ:点)

良い点:
悪い点:
総合評価:スケールの壮大さには素晴らしいものがあります。液晶プロジェクタなどで壁に大きく映して見ると最高です。編集部の指摘の通り、確かに「天空の城ラピュタ」と筋は酷似しています。ただし私は言葉の問題があって、アニメや映画は英語版しか見ないのですが、「ラピュタ」の英語版は吹き替えがあまりよくないのに対し、「アトランティス」の英語版はオリジナルだけあって申し分ありません。ただ、最初の部分やストーリーの途中に、「アトランティス語?」と思われる不明な会話があり、ここで英語の字幕が出ます。文字がまだ上手に読めない小さいな子供には、こういう部分がちょっと不親切かなと思いました。

あなたも「アトランティス - 失われた帝国」のレビューを投稿しませんか?
おなまえ

メールアドレス(任意)


あなたの評価点

ストーリー
(良い)10点9点8点7点6点5点4点3点2点1点 (悪い)
歌・音楽
(良い)10点9点8点7点6点5点4点3点2点1点 (悪い)
アニメの質
(良い)10点9点8点7点6点5点4点3点2点1点 (悪い)
キャラクタ
(良い)10点9点8点7点6点5点4点3点2点1点 (悪い)

良い点 (全角20文字以上)


悪い点 (全角20文字以上)


総合評価 (全角20文字以上)

ナビゲーションボタン [前のページに戻る] [ホームに戻る]